<2019年6月更新 再訪した際に撮影した写真を追加しました!>
2018年9月の3連休、奥秩父にある「中津川村キャンプ場」に行って参りました。
西武秩父駅から車で約1時間ほど走ると、山奥に現れたのは、自然がいっぱいのキャンプ場でした。
キャンプ当日はあいにくの小雨。事前に連絡して、バンガローを借りておきました。キャンプ場の炊事場やテーブル、座敷スペースはすべて屋根で覆われており、それほど雨に濡れることもなく快適に過ごすことができました。
管理人さん曰く、このキャンプ場はオープンしてから約40年経っているそうです。昔は林業が盛んな場所で人口も多かったとのことですが、今はすっかり寂れてしまったそうで。。
ちなみに、中津川村キャンプ場は、アド街ック天国で紹介されています(2014年9月27日)。
また、ヒロシのぼっちキャンプ#005、#006でも紹介されています(2018年11月24日)。
目次
キャンプ場の概要
住所: 埼玉県秩父市中津川243
電話:0494-56-0021
予約方法:電話予約のみ
チェックイン:13:00
チェックアウト:バンガロー10:00、テント11:00
キャンプ場内の様子をざっと紹介
駐車場とキャンプ場の間には川が流れているので、到着したらこの吊り橋を渡ります。
橋を渡って左手奥に管理事務所があります。
下の写真は橋を渡った直後にある、管理事務所の方向を示す標識。よーく見ると「管理事務所←」って書いてあるのですが、年季が入ってて分かりにくい(..)。
フリー区画のキャンプサイトは森林の中にあり、木陰多めです。直火OKです!
洗い場は綺麗に整備されています。ゴミ捨て場もあります。
ミーティングスペースみたいな場所があります。土足厳禁とのこと。
バンガロー達とテーブル。
今回、我が家が泊まったバンガロー。
さて、実際に一泊してみて気づいた、お勧めポイントとマイナスポイントを挙げてみます。
中津川村キャンプ場のお勧めポイント5選!
①トイレが綺麗!
数あるキャンプ場の中でも、トイレが綺麗と胸を張って言えるキャンプ場は少ないのではないでしょうか。
妻は汚いトイレがとにかく大嫌いなので、我が家(特に妻)にとってトイレが綺麗なことは重要なポイントです。
キャンプ場のトイレには、窓のサッシや天井等に蜘蛛の巣が張っていたり、あちこちに虫がいることが多いですよね。
今年春に行った高規格のキャンプ場でも、トイレの個室に巨大生物※がいたと、妻が大騒ぎしてました。
※ガマガエルでした
ところが、中津川村キャンプ場のトイレには虫は殆どおらず、非常に綺麗です。トイレの建物が新しいことに加えて、ちゃんと掃除が行き届いているんだと思います。
更に、女子トイレの隣(写真左端にある小屋)には、みんなのトイレが設置されているのですが、そこの設備が凄い! 通常の便座(ウォッシュレット付き)に加えて、子供用の便座(便座の上に被せるタイプ)と、オムツ替えベットと、更に、オムツを捨てるゴミ箱も用意されています! 素晴らしい配慮です。
オムツ替えベッド、子供用の便座、オムツを捨てるゴミ箱です。
②ピザ窯を無料で利用できる!
中津川村キャンプ場には、無料で利用できるピザ窯が1台あります。
利用予約は不可なので、使いたい方は、先に利用されてる方に、「次使わせてもらってもいいですか?」と声を掛け合いながら利用することになります。
使い方は簡単で、薪をピザ窯の下段で燃やし、上段に焼きたい物を入れるだけです。
下段の薪が燃えることで発生した熱が上段に伝わり、上段に入れた物に火が通る仕組みです。
使い方がよく分からなかったら、管理人さんに聞くと教えてくれます。
ピザ窯が冷えている状態から、窯が温まって物が焼ける状態になるまで1時間~1時間半はかかるので、最初に使う方は若干面倒です。
後から使う方は、ピザ窯が温まった状態で利用できるので楽です。
ちなみに、ビザ窯でビザ以外の料理も可能です。我が家はパエリアを作ってみました。
私の後にピザを焼きに来た方がいたので話をしてみると、強力粉をこねる所からピザを作ったとのこと! 出来上がりはとても美味しそうでした。
③囲炉裏やかまどを利用できる
最近では珍しくなってきた、囲炉裏(いろり)やかまどが設置されていて、自由に使うことができます。
●大量のかまど
●囲炉裏スタイルのテーブル
囲炉裏スタイルのテーブルは、炭を囲みながら食事ができるとあって、大人気でした。
今回、バーベキューコンロを使うのが面倒だったのと、せっかくの機会なので、かまどでバーベキューをやってみました。
かまどを実際に使ってみて気づいたのは、炭をたくさん入れないと、食材が全然焼けないこと。
我が家は、テーブルの上で肉を焼くことができる、尾上製作所の卓上バーベキューコンロを利用しています。そもそもサイズが小さいのと、反射板がついており、炭からの熱が反射されて網の面に集まるので、炭の消費量が少なくて済みます。
で、普段これに入れる量の炭をかまどに入れて肉を焼いてみたのですが、熱量が少なすぎて肉が全然焼けません。。
かまどは、炭からロストルまでの距離が離れているのと、周囲からの反射熱が少ないため、熱が伝わりにくいのです。結局、かまどの利用を諦めて卓上バーベキューコンロに炭を移し替えてバーベキューしました。
④お風呂がある
キャンプ場内に温泉があります。男性風呂は岩風呂(露天風呂)、女性風呂は檜風呂(屋内)です。近くの源泉からお湯を引いて、沸かしたお湯と混ぜているそうです。
キャンプ場にお風呂があると、
・バーベキューで体に付いたニオイを洗い流せる
・一日の疲れが取れる
・(夏限定)風呂の後のビールが旨い!
ので最高に幸せです。
鉄分多めのお湯なのでタオルが茶色くなります。汚れてもよいタオルを持っていくことをお勧めします。
こちらは女性風呂です。
⑤小川で遊べる
キャンプ場の目の前に小川が流れているので、暑い時期は川遊びが出来ます。子供達は最高に楽しめるのではないでしょうか。
水も凄く綺麗です。
残念ながら、今回のキャンプでは小雨が降っていたので遊べませんでした。。
マイナスポイント
①駐車場からキャンプ場まで離れてる
駐車場からキャンプ場まで、吊り橋を渡らないといけません。荷物を運ぶ台車を貸してくれるのですが、キャンプ場までの道が平らではないので、荷物を満載するとかなりの重労働になります。
台車は外に放置されているので、雨の日は台車の底が濡れています。その場合は、敷物を台車の底に敷いてから荷物を入れると良いです。
②買い忘れた物があると悲惨
山奥のキャンプ場なので、近くに店は全くありません。なので、買い忘れた物があると悲惨です。
キャンプ場から最も近いスーパーマーケット(やおよし荒川店)まで、往復1時間半位かかります。
※ビールであればキャンプ場内の自動販売機で買えます。薪も300 円で売ってます。炭も売ってますが、1000円します(高い!)
ちなみに、やおよし荒川店で売っている、ホルモンが美味しいです。種類の多さが、地元で愛されている証拠です。ホルモン、ミックスホルモン、かしらホルモン、豚タケノコホルモン、鳥ハラミホルモン、豚軟骨ホルモン、塩味ホルモンなど、種類が多すぎて迷います。
味付けホルモンなので、そのまま野菜と一緒に炒めるだけで完成です。絶妙な味付けで、ごはんとビールが進みます。
以上、中津川村キャンプ場に関するレポートでした。