【徹底解説】長距離運転が楽!ハイエース200系にクルーズコントロール取り付け

オートクルーズ最高です! 長時間の高速道路が格段に楽になりました!

空いている高速道路を走り続けるのは一見楽そうに見えますが、速度を保つために無意識に微妙なアクセスワークをしているので、足や頭に徐々に疲労がたまってきます。

オートクルーズコントロール(クルコン)を使うことで、アクセルワークから解放されてハンドル操作に専念することができるので、長距離を運転しても疲れにくくなります。

良いことづくめのオートクルーズですが、ナビをDIYで取り付けられる方であれば、問題無く取り付けられると思います。

皆様のブログや、ハイエース電子マニュアルを活用して、取り付け手順を詳細にまとめましたので、参考にして頂けますと幸いです。

目次

取り付け方法

ハイエースにオートクルーズコントロールを取り付ける方法には、3つの方法があります。

①シンプルコース

工数★☆☆☆

オートクルーズコントローラー本体のみを取り付ける方法です。この方法では、コントローラー本体で、クルーズコントロールのON/OFFや車速調整をすることになりますので、若干操作性が劣ります。

②お勧めコース

工数★★★☆

オートクルーズコントローラー本体に加えて、トヨタ純正のクルーズスイッチを取り付ける方法です。

この方法では、ステアリングを握ったまま、オートクルーズコントロールのON/OFFや車速調整をすることができます。視線を前に向けたまま手元でオートクルーズを操作できるので、安全運転にもつながります。

③イルミネーションコース

工数★★★★

オートクルーズコントローラー本体に加えて、トヨタ純正のクルーズスイッチを光らせる方法です。操作は②と変わりませんが、クルーズスイッチが光るので、夜間の視認性が向上します。

ただし、ハイエースのイルミネーションは緑色ですが、クルーズスイッチのイルミネーションは白色なので、残念ながら色がアンマッチになります。どうしても色を揃えるのであれば、クルーズスイッチのLEDを緑色に打ち換える必要があります。

私は、③イルミネーションコースで取り付けてみましたが、結果から言うと、運転中はステアリングスイッチを見ることがないので、イルミネーションは不要でした。

必要な部品

①シンプルコース

クルーズコントロール本体+ハーネス

PIVOT 3-drive · α[ 3DA-T ] ※純正クルーズスイッチ対応、トヨタセーフティーセンス対応

車種別用ハーネス TH-1A
ブレーキハーネス BR-2

注)簡単コースの場合、クルコン本体は、純正クルーズスイッチに対応していない、3DA又は3DA-CでもOK。

上記3点を別々に購入するよりも安価な価格でセット販売されていることがありますので、探してみてください。

②お勧めコース、③イルミネーションコース

①簡単コースに加えて、

クルーズスイッチ(純正品番:84632-0E030)×1個 ※イルミ付き

クルーズスイッチハーネス(純正品番:84633-0E050)×1個

ステアリングカバー(純正品番:45186-60050-C0)×1個

リペアターミナル(純正品番:82998-24290)×1本

ネジ(純正品番:90159-50199)×2個

リペアターミナルを、クルコンの3Pコネクタから出ている白線に接続するためのギボシ端子×1セット

※リペアターミナルと白線を接続できればよいので、ギボシ端子ではなくエーモンの配線コネクタでもOK

ついでに作業

②お勧めコース、③イルミネーションコースの方は、クルーズスイッチを取り付けるついでに、ステアリングシェイクダンパーも取り付けることお勧めします。ハンドルの微振動が抑えられて滑らかになります。

ステアリングシェイクダンパー(純正品番:45713-30150)

ネジ(純正品番:90159-50199)×2個

必要な工具

・内装外し

・六角ソケットレンチ(アクセルペダルの奥まった所にあるネジを外すため)

・トルクスレンチ(T20、T30)※T30は、超硬く締まっているので、ちゃんとしたメーカのトルクスレンチを使うことをお勧めします。

・プラスドライバー(2番)(ナビを外す必要があるため)

・精密マイナスドライバー(幅2mm程度のマイナスドライバー)

・養生テープ

取付方法

クルーズコントロール本体

A:アクセルペダル取り外し

六角ネジ2ヵ所を外すとアクセルペダルが外れます。奥まった所にネジがあるので、T字レンチを使うと便利です。

B:車種別用ハーネス TH-1Aの取り付け

アクセルペダルのハーネスを外し、車種別用ハーネスを割り込ませます。下の写真は、ハーネスを割り込ませた後の様子です。

C:ブレーキハーネス BR-2の取り付け

ブレーキぺダルの付け根にあるハーネスに、ブレーキハーネス BR-2を割り込ませます。

更に、ブレーキハーネス BR-2の青線を、クルーズコントローラに付属の8Pコネクタの赤線と接続し、ブレーキハーネス BR-2の黄線を、クルーズコントローラに付属の8Pコネクタの灰色線と接続します。

ブレーキハーネス BR-2の白線及び黒線には何も接続しません。

D:車速信号線、リバース信号線、アース線の取り付け

クルーズコントローラに付属の8Pコネクタの車速信号線(オレンジ色)、アース線(黒)を取り付けます。リバース信号線は、説明書によれば配線しなくても良いとのこと。

私は、ナビゲーションシステムの裏にある車速信号線(ピンク色)に、クルコンの車速信号線(オレンジ色)を割り込ませました。

E:コントローラの取り付け

コントローラを、運転席周りに取り付けます。私は、ATシフトレバーの上に設置しました。

F:クルコン本体の設置(②お勧めコース、③イルミコースの方は飛ばしてください)

クルコン本体ユニットに、8Pコネクタと、車種別用ハーネス TH-1Aから伸びている6Pコネクタと、コントローラを接続し、運転席の足元に設置します。

シンプルコースの方は以上で終了です。

クルーズスイッチ取り付け

A:ハンドル裏のトルクスネジ(2か所)を外す

エンジンをかけて、ハンドルを左に90度回し、ステアリングコラムカバーのトルクスネジ(赤丸部分)を外します。次に、ハンドルを右に90度回し、同様にステアリングコラムカバーのトルクスネジを外します。ネジのサイズはT20です。

B:ハンドルをセンターの位置に戻す

ハンドルが切られたままだと、その後の作業がやりにくいのでステアリングをセンターに戻します。

この作業を忘れて、次の工程(バッテリー外し)を行うと、エンジンを掛けられなくなってハンドルを元に戻せなくなるのでご注意下さい

C:バッテリーを外して90秒待つ(エアバック作動防止のため)

エアバックが作動することを防止するため、エンジンルームを空けて、バッテリーのマイナス端子を外します。マイナス端子を外したら90秒待ちます

警 告 :
エアバッグおよびプリテンショナーシステムはバックアップ電源を備えているため、バッテリーマイナスターミナルを切り離してから90秒以内に作業を開始すると、エアバッグが作動するおそれがある。 (ハイエース電子マニュアル「修理書」より抜粋)

D:ステアリングコラムカバー(下側)を外す

ステアリングコラムカバー(下側)を外します。

※クルーズスイッチ取り付け後に撮影したので、既にクルーズスイッチが付いています

E:コネクタを外す

ステアリングの下あたりにある、赤丸部分の黒いコネクタを外します。

F:コネクタのリテーナを解除する

コネクタに、リペアターミナル(純正品番:82998-24290)を挿入するのですが、挿入する前に、リテーナ(コネクタの白い部分)を解除します。解除しないと、リペアターミナルを挿入できません。

<<リテーナの解除方法>>

まず、リテーナの左右にある挿入部(赤丸部分の2か所)に、幅が2mm程度(3mmだと太すぎて入らないが、1mmだと細すぎる)の精密マイナスドライバを、コネクタの正面から斜め45度位の角度で挿入し、コネクタと水平となるようにマイナスドライバを倒します。

ドライバを、コネクタの正面から斜め45度位の角度で挿入した状態。

ドライバを、コネクタと水平になるように倒した状態。リテーナ(白い部分)が持ち上がります。

リテーナが解除された状態です。リテーナが少し浮いているのがわかると思います。

G:リペアターミナルを挿入

下の写真の赤丸部分に、リペアターミナル(純正品番:82998-24290)を挿入します。

リペアターミナルには上下がありますので、下の写真の向きで挿入します。

挿入の際、カチッという手ごたえがあるまで挿入してください。リペアターミナルがロックされて抜けなくなります。

リテーナを再度ロックする

少し浮いた状態のリテーナを押し戻すと、リテーナがロックされます。

I:リペアターミナルの接続

リペアターミナルの先端にギボシ端子を接続してクルーズコントローラー付属の3Pコネクタ(白い線)と接続(赤丸部分)します。接続したら、3Pコネクタを運転席足元まで配線しておきます(後からクルコン本体と接続するため)。

:ステアリング左右のカバーを外す。

ステアリング左右のカバーを外します。左右あるので両方外してください。カバーを外すと、トルクスネジが見えます(赤丸部分)。

:トルクスネジ2か所を空転するまで緩める

ステアリング左右のカバーを外したら見えるトルクスネジ(サイズはT30)を、空転するまで緩めます。外れないので、空転したらOKです。かなり硬く閉まっているので、ネジを舐めないように注意してください。

トルクスネジは、ステアリングの左右にありますので、両方とも緩めてください。

ケチらずに高い工具を使用した方がよいです。こんなところのネジを舐めてしまったら取り返しがつきません。私はKTC製のトルクスビットを購入して外しました。

:ハンドルから、ホーンボタンを外す

ハンドルからホーンボタン(四角の赤枠)を引っ張って外します。その際、裏側に、オレンジ色のコネクタがありますので、外します。

最初に黄色部分(オレンジ全体ではない)を、マイナスドライバ等を使って上方向(下の写真写真だと右方向)に持ち上げることで、ロックが解除されてオレンジ色のコネクタが外れます。

ホーンボタンを外すと、このような状態に。

:クルーズスイッチの取り付け

下の写真の②の部分にクルーズスイッチ(純正品番:84632-0E030)とクルーズスイッチハーネス(純正品番:84633-0E050)を取り付け、ネジ(純正品番:90159-50199)で固定します。

ステアリングシェイクダンパー(純正品番:45713-30150)を購入した方は、①の部分に取り付け、ネジ(純正品番:90159-50199)で固定します。

ステアリングシェイクダンパーと、クルーズスイッチ及びクルーズスイッチハーネスを取り付けた状態はこちら。

:クルーズスイッチのイルミネーション配線(イルミ不要の方は、Oに進んでください)

下の赤丸のコネクタの赤色線(オレンジ矢印の先)に、クルーズスイッチハーネスのイルミネーション線(緑色線)を接続します。クルーズスイッチハーネスのイルミネーション線(緑色線)は、クルーズスイッチハーネスのチューブの中にあります。

イルミネーション線(緑色線)は、クルーズスイッチに接続するコネクタとは反対のコネクタ付近で切断し、チューブを少し切り裂いて取り出します。

赤色線にイルミネーション線を接続した後の状態はこちら。赤線を切断してしまわないように、慎重に作業してください。

:クルーズスイッチハーネスのコネクタ取り付け

ステアリングの赤丸部分に、元々接続されていたコネクタと、クルーズスイッチハーネスのコネクタの2つのコネクタを接続します。

:ホーンボタン戻し+トルクスネジ締め

ホーンボタンをステアリングに取り付け、手順Kで緩めたトルクスネジ(T30)を締めます。

:ステアリングカバー(右側)取り付け

ステアリングカバー(純正品番:45186-60050-C0)を取り付けます。私のハイエースは、4型後期のダークプライムⅡですが、普段目にしない場所なので、色の違いは特に気になりません。

:ステアリングかラムカバー(下側)戻し

ステアリングコラムバー(下側)を元に戻します。

:クルーズコントローラの本体ユニットの取り付け

クルーズコントローラーの本体ユニットに、8Pコネクタ、5Pコネクタ、6Pコネクタ、3Pコネクタを全て取り付け、運転席の足元に設置します。

まとめ

以上で作業は終わりです。長時間の高速道路が格段に楽になるハイエースのカスタマイズ、是非お勧めいたします!

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