ハイエース DIY

【DIY】リアヒータスイッチを運転席に追加(車体加工無し)ハイエース200系

ハイエースのリアヒータースイッチは、運転席から手が届かない位置にあります。リアヒータは後部座席に座っている人のためにあるので、運転席から操作できなくても何ら問題なさそうですが、そうではないのです。

ハイエース乗りの方はわかると思いますが、冬の寒い季節に一人で運転していると、後部座席から冷たい風が、特に腰のあたりを伝ってジワジワと攻めてきて寒いのです。

そういうとき、リアヒーターのスイッチを入れたくなるのですが、スイッチが助手席後ろの壁面にあって運転席からは届かないので、運転中はどうすることもできないのです。

リアヒータを運転席からON/OFFする方法

同じように不便だと感じている方は多いようで、調べてみると、

①リアエアコンとリアヒーターを自動で制御する「リアクーラー&リアヒーター コントローラー」を取り付け

②リアヒータースイッチを、リアエアコンスイッチの反対側の空いたスペースに移設する

のいずれかの方法が一般的のようです。

①は、リアをオートエアコン化できるので便利ですが、その分高価です。

②はスイッチごと移設するので車体の穴あけ加工を伴いますし、リアヒーターをON/OFFするときは、天井後ろに手を伸ばして手探りでスイッチを探さないといけません。

運転席にリアヒータースイッチを追加

そこで、39Travelerは、運転席にリアヒータスイッチを増設して、正面を見たままリアヒータON/OFFできるようにしました。

リアヒータースイッチを移設するのではなく、増設です。純正のリアヒータースイッチはそのまま生きていますので、後部座席からも今まで通りリアヒータを操作できます。更に車体加工も不要です。

 

リアヒータースイッチの構造

リアヒータースイッチは、スライド式になっており、OFF、Low、Mid、Highの4段階切り替えです。

スイッチの裏側を見ると、スイッチ本体に、車体からのケーブルを接続するための青色のコネクタが刺さっています。

リアヒータースイッチは、下記の構造になっています。黒棒は、リアヒータースイッチのツマミを表しており、下図のE、LO、M、Hは、それぞれ、OFF、Low、Mid、Highに対応しています。

黒棒(ツマミ)をLO(Low)の位置に移動させると、EとLOの配線が繋がります。言い換えると、EとLOの配線を繋げば、リアヒータースイッチのツマミをLowに動かしたのと同じことになります。

黒棒(ツマミ)をM(Mid)の位置に移動させると、EとLOとMの配線が繋がります。言い換えると、EとLOとMの配線を繋げば、リアヒータースイッチのツマミをMidに動かしたのと同じことになります。

黒棒(ツマミ)をH(High)の位置に移動させると、EとLOとHの配線が繋がります。言い換えると、EとLOとHの配線を繋げば、リアヒータースイッチのツマミをHighに動かしたのと同じことになります。

ハイエースのリアヒーターは、Lowでも十分暖かいです。39Travlerは、運転席からリアヒーターをLowにできれば十分と考え、今回のDIYを行いました。

配線図

(パターン1)車体配線を加工する方法

メスコネクタ(青色)に繋がっている車両側配線に、リレーを直接接続する方法です。

運転席のスイッチをオンにすると、リレーが動作し、リレーのNO端子とCOM端子が直結した状態になります。つまり、スイッチをオンにすると、EとLOの配線が繋がり、スイッチをオフにすると、EとLOの配線が切れることになります。

車両側の配線は短いので、間違って切断してしまわないように注意が必要です。

 

(パターン2)車体配線を加工しない方法

メスコネクタ(青色)とリアヒータースイッチの間に割り込ませる配線を作成し、作成した配線にリレーを接続する方法です。パターン1とは異なり、作成した配線にリレーを接続するので、車両側配線を加工せずに済みます。

39Travelerは、パターン2で作成しました。

必要なもの

39Travelerは、パターン2で作成しましたので、以下、パターン2に絞って説明していきます。

・5極リレー

・ヒューズ・・・リレーを動作させるだけなので、5Aで十分

・スイッチ

・ダイオード

・コネクタ

メスコネクタ:トヨタ品番 90980-10463 1個
オスコネクタ:トヨタ品番 90980-10462 1個

※39Travelerは、ディーラーで注文しました。

 

 

・コネクタ用端子

住友電装 250型 HD用シリーズ 非防水 オス端子 2個
住友電装 250型 HD用シリーズ 非防水 メス端子 2個
住友電装 090型 MT・HM用 非防水 オス端子 2個
住友電装 090型 MT・HM用 非防水 メス端子 2個

※39Travelerは、以下のサイトから購入しました。

ユニークシステム (uniquesystem.jp)

コネクタの配線位置

コネクタの配線は以下の通りです。6番及び8番は250型端子、1番及び4番は090型端子です。

 

作成手順

①配線コードの作成

コネクタ用端子と配線コードを、圧着工具を使用して圧着して接続します。

250型の方には2.0スケア、090型の方には0.75スケアの配線コード(エーモン)を使用しました。

 

 

②コネクタと配線コードの接続

コネクタに配線コードを挿入する前に、コネクタのリテーナ(ロック機構)を解除します。

メスコネクタのリテーナ(下の写真の白い部分)は、マイナスドライバで持ち上げて外します。

オスコネクタのリテーナは、マイナスドライバをコネクタに差し込んで押すと、外れます。

外れた状態はこちらです。リテーナ(白い部分)が少し浮いた状態になればOKです。

③コネクタと配線コードの接続と、リレー及びダイオードの取り付け

コネクタに配線コードを挿入していきます。このとき、上述した「コネクタの配線位置」に従い、正しい位置に端子を挿入して下さい。挿入し終わったら、リテーナをロック状態に戻します。

配線図に従ってリレーを取り付けます。リレーの+及び-にダイオードを接続するのを忘れずに。ダイオードの接続にはハンダ付けが必要です。

完成したものはこちらです。

青色の線はリレーの+に繋がっており、運転席のスイッチから伸ばしてくる配線をここに接続します。接続し易いように、予めギボシ端子を付けておきました。

④運転席へのスイッチ取り付け

運転席に、エーモン製プッシュスイッチを取り付けます。めくら蓋は、カーナビ周辺のパネルを外し、指先で裏から押すと外せます。

スイッチに入力するACC電源は、カーナビ裏の配線から分岐させました。

ハイエースに対応しているスイッチを購入したのですが、取り付けてみると、スイッチの周囲がわずかに接触しているようで、プッシュした際の動きが渋くなってしまい微妙です。そのため少しだけスイッチを浮かせた状態にしました。

⑤作成した配線を取り付け

④で取り付けた運転席のスイッチから、リアヒータースイッチまで配線を伸ばしてきて、リレーの+の配線(下の写真の青線)と接続します。

続いて、リアヒータースイッチと青色コネクタの間に作成した配線を取り付けます。コネクタに接続するだけなので簡単です。

 ⑥動作確認

エンジンをかけた状態で運転席のスイッチをオンにすると、リアヒーターのファンが動作すればOKです。

まとめ

以上、リアヒータースイッチを運転席に増設し、運転席からリアヒーターをON/OFFできるようにする方法を紹介させていただきました。

運転中でも、前を向いたまま簡単にリアヒーターをONにできますので、安全ですし、とても便利です。

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