【DIY】サブバッテリー、走行充電器、インバータを設置

ハイエースと言えば車中泊、車中泊には電気が必要ということで、サブバッテリーとインバータと走行充電器をDIYで設置しました。

機器の選定など、ハイエースやキャンピングカーにサブバッテリーを搭載しようと考えている方の参考になれば幸いです。

サブバッテリー

サブバッテリーに使用するディープサイクルバッテリーには、大きく分けて、「鉛バッテリー」と、スマートフォンやデジカメ等に使われている「リチウムイオンバッテリー」が存在します。

最も高性能なバッテリーは、「リチウムイオンバッテリー」です。ですが、現在個人で手に入れられる車載用のリチウムイオンバッテリーは非常に高価(1つ10万円以上)です。とても手が出ないので、現実的には鉛バッテリー一択です。

鉛バッテリーは、安価なものだと、AC DELCO製のVoyagerやG&Yu製のディープサイクルバッテリーが、1つ1万5千円前後で購入できます。

これらの安価なディープサイクルバッテリーは、万が一倒したら液漏れの恐れがあり、また、充電中は微弱な水素が発生します。


一方、AGM(吸収ガラスマット)型と呼ばれる鉛バッテリーがあります。値段は高いのですが、倒しても液漏れせず、充電中に水素も発生しません。また、繰り返し充電できる回数も多く、更に、気温が低くても性能劣化が少ないとのこと。

我が家はマンション住まいで、近所に駐車場を借りているので、サブバッテリーを駐車場で充電することができません。そのため、万が一電池を使い過ぎた場合、充電のためにバッテリーを自宅に持ち帰る可能性があるため、バッテリーを倒した場合に液漏れするのは困ります。また、密閉された車内で水素が出て本当に大丈夫なのかも若干心配です。そこで、AGMタイプにすることにしました。

こちらも、様々なメーカーから出ているのですが、最終的に購入したバッテリーはこれです。

インバータ

インバータには、疑似正弦波の100V電源を出力するものと、家庭用のコンセントと同じ正弦波の100V電源を出力するものがあります。疑似正弦波のインバータは安いですが、接続する機器によっては使えない可能性があります。電気毛布も、正弦波でないとダメなようです。

正弦波のインバータはは高価ですが、どのような電気製品も動かすことができます。利用できる製品が制限されてしまうと後々困ると思い、正弦波のモデルに絞りました。

次に、インバーターの最大出力電力を決定する必要があります。そこで、車中泊で使いたいものを考えてみました。
・朝寝癖が酷いので、髪を整えるためにドライヤー使いたい
・寒い季節に車中泊する際、電気毛布使いたい
・小さい電子レンジもあったら便利

これらを考慮すると、1500W級の出力は必要です。

正弦波で1500Wを出力できるインバーターも、様々な製品が存在しますが、DCからACへの変換効率が90%を超えており、サイズも小さい高性能インバーター、COTEK社のSP-1500を選択。なお、電菱製のインバータはCOTEK社のOEMです。

走行充電器(アイソレーター)

走行充電器には、昇圧機能があるものと無いものがあります。昇圧機能とは、メインバッテリーの電圧を、サブバッテリーを満充電にできる電圧に引き上げてくれる機能です。

充電電圧は、AGM型のバッテリーだと、14.4〜14.7v。まだ、AC Delcoのvoyagerは、少なくとも15vの充電電圧が必要です。※AC DelcoのHPにも、「Use a taper type charger set at 15.0 volts.」と書いてあります。

一方、メインバッテリーの電圧は12~13V台なので、昇圧機能がないと、サブバッテリーを満充電にすることができません

昇圧機能がある走行充電器は高価ですが、我が家の場合は駐車場で充電することができないため、走行中に満充電にならないと困ります。そこで、昇圧機能がある走行充電器を購入することにしました。

昇圧機能がある走行充電器は、以下の4種類。

  1. CTEK D250SA
  2. CTEK D250S DUAL
  3. 大橋産業 BAL No.2705
  4. 未来社 DC-1220SPa

CTEK D250SA、D250S DUAL及び未来社 DC-1220SPaは、ソーラーパネルを直接接続することができるので、将来ソーラーパネルを搭載する際に、別途チャージコントローラーを買わなくて済みます。また、通常、走行充電器からの充電と、ソーラーパネルからの充電を同時にすることはできないのですが、CTEK D250SA、D250S DUAL及び未来社 DC-1220SPaは、走行充電とソーラーパネルから同時に充電できるというメリットもあります。

CTEK D250SAは、CTEK D250S DUALよりも新しい製品で、アイドリングストップ機能がある車にも使用可能。

CTEK D250SAと未来社 DC-1220SPaは、AGMバッテリーを効率的に充電するために、充電電圧を14.7Vに切り替える機能があります(通常の鉛バッテリーは14.4Vで充電)。また、未来社 DC-1220SPaは、更に、リチウムイオンバッテリーの充電にも対応しています。

CTEK D250SA及びD250S DUALは、特許取得の5ステップ充電プログラムを持っており、バッテリーの温度を測定する温度センサーも備えています。

最終的に、amazonインターナショナルで安く並行輸入できたCTEK D250SAを選択。

※D250SAは、アマゾンや楽天だと47,300円(税込)ですが、amazonインターナショナルでは、送料含めて260ドル(約30,000円)程度で購入できました。

なお、新商品として、CTEK D250SAにリチウムイオンバッテリーを充電する機能を搭載した、「CTEK D250SE」が販売されています。公式HPはこちら。

バッテリー残量・電圧計

通常、キャンピングカーでは、バッテリー残量計やバッテリー電圧計が、主に後部座席の周辺に取り付けられていることが多いようです。これだと運転中にバッテリー状態を把握することができません。

もし、バッテリー残量やバッテリー電圧を、スマホで見られるようにすれば、運転席からでも車外からでもバッテリー状態を確認することができます。このような製品がないか探したところ、以下の製品を発見しました。

1.CTEK Battery sense
2.TONWON Bluetooth 4.0 バッテリー診断機

どちらも、バッテリー残量および電圧をスマホアプリで見ることができます。

CTEK Battery senseは、バッテリー残量の履歴をグラフ表示することができます。一方、TONWON バッテリー診断機は、バッテリーの電圧変化の履歴をグラフ表示することができます。

CTEK Battery senseの測定間隔は5分ごとですが、TONWONバッテリー診断機はもっと高頻度で測定してくれます。実際にアプリの画面に表示される電圧を変化を見ていると、少なくとも数秒に1回は測定しているようです。

どちらにするか迷いましたが、値段の安いTONWONバッテリー診断機を選択。

ちなみに、CTEK Battery senseはアマゾンで買うと13,200円(税込)ですが、amazonインターナショナルで並行輸入すると、送料込で60ドル(6,500円)程度で購入することができます。

TONWON Bluetooth 4.0 バッテリー診断機は、恐らくどこかの中国企業のOEMと思われます。アマゾンで検索すると、会社名は異なりますが、どう見ても同一商品に見えるものがいくつかヒットします。

設置

走行充電器は、メインバッテリーとサブバッテリーの両方に繋ぐ必要があります。メインバッテリーはエンジンルーム内にあるため、メインバッテリーと走行充電器をつなぐためには、エンジンルームから車内に配線を通さないといけません。

エンジンルームに穴を空けるのは嫌なので、通せる穴がないか探したところ、1枚目の写真の赤丸部分にある白いピンを外すと、助手席後ろのカーペットを剥がした所(2枚目の写真の赤丸部分)につながることが判明。配線はここを通すことにしました。

なお、配線には、5.5スケアの太さのケーブルを使用しました。

あとは、荷室にサブバッテリーとインバーターを設置して配線をつなげるだけです。我が家のハイエースにはベッドキットを設置していますので、ベッドキットの中にサブバッテリーと走行充電器とインバーターを収めてあります。

まとめ

ハイエースにサブバッテリーと走行充電器とインバータを設置してみました。機器の選定など、皆様のご参考になれば幸いです。

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