ハイエースの天井はデッドスペースになっており、空間がもったいないと思っていたので、天井の両サイドに、DIYでパイプラックを取り付けることにしました。
業者に依頼すると恐らく数万円かかると思いますが、自分でやると部品代入れて7~8,000円程度で出来てしまいます。クリップナットを使うことで、車体の加工をせずに取り付け可能です。
他の方々のブログを見ていますと、アルミパイプやイレクターパイプを使用されている方がほとんどですが、敢えて、ナチュラルな雰囲気を出すために、ホームセンターで購入した木の丸棒を使用してパイプラックを作成してみました。
目次
用意するもの
・カーメイト(carmate) ロッドホルダー 補修パーツ ZSP16 ×6個
・クリップナット ×6個
M 6/37x15mm クリップナット(5個) EA949GS-206
・ネジ(M6) ×6個
・木の丸棒(太さ24mm、長さ1840mm) ×2本
ホームセンターで購入できます。太さ25mmの丸棒でもOKです。
何故か、我が家の近くのホームセンターでは、24mmの丸棒しか売ってませんでした。
パイプラック取り付け方法
丸棒を着色
ホームセンターで購入した丸棒そのままだと、安っぽい色なので、着色します。着色には、ブライワックス(ジャコビアン)を使用しました。
スチールウール(100均で購入可)にブライワックスを少しつけて全体に塗っていきます。塗り終わったら2~3時間乾かして、タワシ(100均で購入可)で軽くこすると、つやが出てきます。そのあと、1日程度乾かして完成です。
ブライワックス・オリジナルBRIWAX(ジャコビアン)400ml
クリップナット加工
クリップナットをペンチで軽く潰します。右側が潰す前、左側が潰した後です。クリップナットをハイエース天井の鉄板に挟むので、ここまで潰さなくても大丈夫です。潰し過ぎると、鉄板に挟む際にきつくなってしまいます。
内装外し
クリップナットを取り付けるために、リアシート後ろのクウォーターピラー上部と、最後尾のリアピラー上部を外します。
次に、天井の窓側部分のクリップと内側のクリップ数か所を外すと、天井の窓側部分になんとか手を入れられる程度のスペースができます。
KTC(ケーテーシー) ハンディリムーバー AP201-CN
クリップナット取り付け
窓側から天井の裏に手を突っ込み、クリップが止めてあった所の鉄板に、クリップナットを挟みます。このとき、クリップナットの出っ張った側が裏側になるように挟みます。
左右それぞれ3か所ずつ取り付けます。
出っ張った側を外側にすると、パイプラックに重いものをぶら下げるとクリップナットが開いてしまい、パイプラックがグラグラしてしまう可能性があります。
内装戻し
外した内装を元に戻します。
ロッドホルダー 補修パーツの取り付け
クリップナットを取り付けた部分に、ネジ(M6)を使用してロッドホルダー補修パーツを取り付けます。天井の左右6か所に取り付けます。
丸棒の取り付け
ロッドホルダー補修パーツを取り付けたら、丸棒を取り付けます。
化粧カバー取り付け
ロッドホルダー補修パーツに黒い化粧カバーを取り付けます。ちなみに、そのままだとプラスチックむき出しでチープ感があるので、アイアンペイントで塗装してみました。チープ感は無くなり、重厚な雰囲気になるのでお勧めです。化粧カバーを取り付けたら完成です。
まとめ
ハイエース天井の両サイドに、加工無しで木目調のパイプラックを取り付けてみました。アルミパイプやイレクターパイプで作るよりも、ナチュラルで暖かみのある雰囲気に仕上がりました!