我が家では、折り畳むと世界一小さくなるベビーカー「ポキット(POCKIT)」の初代モデルを愛用しています。これまでに買った子供用品の中で、買って良かったと思える商品No.1です。日々の移動から海外旅行まで、どこにでも持っていけます。一度このコンパクトさを味わうと、他のベビーカーを使う気にはなれません。
現在発売されているポキットは4代目の「ポキットプラス オールテレイン」及び「ポキットエア オールテレイン」になります。
また、ポキットと同様、超コンパクトに畳める新型ベビーカー「LIBELLE」(リベル)が、2020年11月6日に発売されました。
目次
ポキットとは
Good Baby International社(本社:香港)が出している、折り畳み時に世界最小となるベビーカーです。ドイツのサイベックス(Cybex)社やアメリカのイーブンフロー(evenflo)社の親会社でもあります。最もコンパクトなベビーカーとして2014年のギネス世界記録に選ばれたそうです。
ポキットの使い勝手については、こちらの記事にまとめてありますので是非ご覧ください。
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ポキットの歴史
ポキットは過去に3回モデルチェンジをしており、ポキットプラスオールテレイン及びポキットエアーオールテレインは、4代目のポキットです。
初代ポキット
初代ポキットは、日本国内折りたたみ最小ベビーカーとの触れ込みで2015年頃発売されました。
(出典:廣瀬無線電機)
2代目ポキット
2代目のポキットは、「ポキットプラス」との名称で、2017年8月に発売されました。
(出典:アカチャンホンポ)
3代目ポキット
3代目のポキットは、初代と同じ「ポキット」との名称で、2018年8月に発売されました。また、3代目のポキットには、日本限定カラーで、メッシュ素材が使われている「ポキットエアー(POCKIT AIR)」も存在していました。
(出典:ブリリアントベビー楽天市場店)
4代目ポキット
4代目のポキットは、「ポキットプラス オールテレイン(Pockit + All Terrain)」の名称で2019年7月に発売されました。また、3代目のポキットエアーと同様のメッシュ素材を使用した「ポキットエア オールテレイン(Pockit Air All Terrain)」も、2020年2月に発売されました。
(出典:ブリリアントベビー楽天市場店)
リベル(LIBELLE)
Good baby Internationalの子会社であるCybexから、新型ベビーカー「LIBELLE」(リベル)が、2020年11月6日に発売されました。
(出典:Cybex)
最小サイズで、最大のバリューをたった数秒でウルトラコンパクトサイズにでき、かつ走行性も高い「リベル」。
普段のちょっとしたお出かけから、旅行での持ち運びまで、ストレスフリーな毎日を実現可能に。
「リベル」は世界最小セカンドベビーカーの1つで、折り畳み時にはハンドラゲージに入れて持ち運びができるほどコンパクト。飛行機の機内持ち込みはもちろん、電車の荷物棚、さらに自転車のカゴにも入れることができます。
コンパクトなボディでありながら、赤ちゃんの眠りを妨げない安定性も。
セカンドベビーカー選びで起こりがちな“妥協”を無くした、全ての希望を叶えるストローラーです。
※折り畳み時。カゴの種類によっては入らない場合があります。
(出典:Cybex社HP)
リベル(LIBELLE)は、Good baby Internationalが海外で販売しているPOCKIT+ ALL-CITYと形状や機能は同一で、発表されているサイズもほぼ同一です。恐らく、海外で販売しているPOCKIT+ ALL-CITYのロゴマークをCybexに変更し、カラーリングなどを日本向けにカスタマイズしたモデルかと想定されます。
ポキットの海外モデルと日本モデルとの関係についてはこちらの記事にまとめてあります。
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スペック比較
初代ポキット、ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)、ポキットプラスオールテレイン(2019)、ポキットエアーオールテレイン(2020)、リベル(LIBELLE)について、スペックの違いを表にしました。大きさ及び重量についてはアカチャンホンポのホームページから引用しています。LIBELLEについては、cybex社ホームぺージから引用しています。
初代ポキット | ポキットプラス(2017) | ポキット(2018) | ポキットプラスオールテレイン(2019) | ポキットエアーオールテレイン(2020) | リベル(2020) | |
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通常サイズ(cm) | 幅45.5×奥⾏75×高さ99 | 幅47×奥行71×高さ101 | 幅44.5×奥行71×高さ101 | 幅48.5×奥行71×高さ102 | 幅44.5×奥行71×高さ101 | 幅52.0×奥行71×高さ102 |
最小サイズ(cm) | 幅33×奥行18×高さ38 | 幅37×奥行20×高さ38 | 幅30 ×奥行18×高さ35 | 幅35.5×奥行21×高さ42 | 幅32 ×奥行18×高さ35 | 幅32 ×奥行20×高さ48 |
重量(kg) | 4.8 | 4.9 | 4.8 | 5.6 | 4.7 | 5.9 |
対象年齢 | 7~36ヶ月 | 6ヶ月~17kg | 6ヶ月~17kg | 6ヵ月~22kg | 6ヶ月~22kg | 6ヶ月~22kg |
左右連動ブレーキ | 無し | 有り | ← | ← | ← | 不明 |
肩パット | 外れやすい(固定無し) | 外れにくい(固定有り) | ← | ← | ← | 有り |
サンシェード | 小 | 小 | 小 | 大 | 小 | 大 |
リクライニング | 無し | 有り | 無し | 有り | 無し | 有り |
持運びバッグ | 付属 | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し(オプション販売) |
カラー | ネイビー、オーシャンブルー、チョコレート、ピンク | ブラック、カプリブルー、シーポートブルー | ポキット:ラグーナブルーターコイズ、シルバーフォックスグレー、サテンブラック ポキットエアー: アークティックグレー 、サテンブラック 、シルバーフォックス グレー | ベルベットブラック、ローズレッド | ラグーナブルー、ベルベットブラック | ネイビーブルー、ソーホーグレー、ディープブラック、リバーブルー、クラシックベージュ |
価格(税込) | 19,800円 | 27,000円 | 21,600円 ※ポキットエアーは27,000円 | 27,500円 | 23,100円 | 25,300円 |
純正オプション | 無し | ベビーシートアダプター | 不明 | 不明 | 不明 | トラベルバック、レインカバー、カーシートアダプター、3Dメッシュシートライナー、バンパーバー |
大きさ・重量
初代ポキットも、ポキットプラス(2017)も、ポキット(2018)も、ポキットエアオールテレイン(2020)も、広げた時の大きさと折り畳んだときの大きさは、ほぼ変わりません。重さもほぼ同一です。
一方、ポキットプラスオールテレイン(2019)は、畳んだ時の高さが、他のポキットよりもわずかに高くなっています。また、重量も700g~800g程度重くなっています。
リベル(LIBELLE)は、広げたときの幅がポキットよりも広いです。また、畳んだ時の高さは最も高く、重量も最も重いです。
つまり、単純に大きさ・重量で比較すると、リベル(LIBELLE)が一番大きくて重いです。
対象年齢
初代ポキットは7ヶ月~36ヶ月、ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)は6ヶ月~17kgでした。
一方、ポキットプラスオールテレイン(2019)及びポキットエアオールテレイン(2020)は、6ヶ月~22kgまで対応可能に変更(強化)されています。リベル(LIBELLE)も、6ヶ月~22kgまで対応可能です。
左右連動ブレーキ
初代ポキットの後輪ブレーキは左右連動ではありませんでしたので、ブレーキをかけるときは、左後輪及び右後輪を別々にロックする必要がありました。また、ロックを解除する時も、両輪のロックを解除する必要があるので、電車から降りる際にブレーキ解除を忘れていた場合、急いで両輪のロックを解除しないといけないので慌てます。
一方、ポキットプラス(2017)以降、後輪ブレーキは、左右連動ブレーキに変更されました。右後輪のみロックすれば、左右後輪がロックされた状態になります。ロック解除も右後輪だけを解除すればよいので、使い勝手が大幅に向上しています。
肩パッド
初代ポキットの肩パッドはベルトに固定されておらず、単にベルトに通してあるだけです。なので、基本的に、子供が乗り降りする際、肩パットがベルトから抜けないように意識していない限り、ほぼ毎回抜け落ちてしまうという、イケてないものでした。我が家では、初代ポキットを購入後、1ヶ月経たないうちに肩パットを紛失しました。
ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)、ポキットプラスオールテレイン(2019)、ポキットエアオールテレイン(2020)は、初代ポキットとは異なり、肩パットとベルトがボタンで固定されるように改良されています。
リベル(LIBELLE)も写真で見る限り、固定されているようです。
サンシェード
初代ポキット、ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)、及びポキットエアオールテレイン(2020)のサンシェードは小さすぎて全く役に立たないので、特に真夏は、外付けのサンシェードを購入することをお勧めします。
なお、ポキットプラスオールテレイン(2020)はサンシェードが大型になりましたので、外付けのサンシェードは購入不要かと思います。
リベル(LIBELLE)も、大型のサンシェードがついています。
リクライニング機能
初代ポキットにはありませんでしたが、ポキットプラス(2017)で初めて導入されました。ポキット(2018)では廃止されましたが、ポキットプラスオールテレイン(2019)では、リクライニング機能が復活しました。リベル(LIBELLE)にもリクライニング機能が付いています。
しかし、ポキットエアオールテレイン(2020)にはリクライニングが付いていませんので、ご注意下さい。
持運び用バッグ
初代ポキットは、畳んだベビーカーを入れることができる持運び用のバッグが付属していました。また、ベビーカーの後ろに持運び用バッグを固定する部分がありました。
一方、ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)、ポキットプラスオールテレイン(2019)、ポキットエアオールテレイン(2020)には、持運びバッグは付属していません。
リベル(LIBELLE)には、オプションで持運びバックが用意されます。
サイベックス リベル専用 トラベルバッグ B型 ベビーカー 収納
ちなみに、持運び用バッグは、最初は便利かと思い使っていましたが、本体を直接手で持った方が運びやすいのと、畳んだ際に毎回バッグに入れるのは面倒なので、そのうち全く使わなくなりました。なので、無くても全く問題無いと思います。
価格
初代ポキットは、約20,000円でしたが、ポキットプラス(2017)は、初代ポキットより約7,000円値上げされた27,000円(税込)で販売されました。
ポキット(2018)は、初代ポキット並みの値段(21,600円(税込))に戻りましたが、ポキットプラスオールテレイン(2019)は、27,500円(税込)と、ポキットプラス(2017)と同様の高価格帯に戻ってしまいました。ポキットプラスエアー(2020)は、23,100円(税込)なので、ポキットプラスオールテレイン(2019)よりは若干安めです。
リベル(LIBELLE)は、25,800円(税込)です。
まとめ
以上、初代ポキット、ポキットプラス(2017)、ポキット(2018)、ポキットプラスオールテレイン(2019)、ポキットエアオールテレイン(2020)、リベルのスペックの違いを解説しました。
我が家では初代ポキットを愛用しています。少々値段は張りますが、本当にお勧めできるベビーカーです。
↓↓リベル(LIBELLE)↓↓
↓↓ポキットエア オールテレイン(2020)↓↓
↓↓ポキットプラス オールテレイン(2019)↓↓
↓↓ポキット(2018)↓↓