2018年8月末の週末、娘が生まれてから3回目のキャンプ、遂に、キャンパーの聖地「ふもとっぱら」に行ってきました。
思わず身震いするほど雄大な富士山、他のキャンプ場では味わえない開放感、満天の星空、富士山から登る神聖な朝日は忘れられない思い出です。
目次
ふもとっぱらを超絶お勧めする7つの理由
①いきなり富士山がお出迎え
キャンプ場に到着してすぐに目に入るのが、思わず身震いするほど雄大な富士山と、富士山の裾に広がる広大なキャンプ場。運転の疲れも吹っ飛びます。
富士山があまりにも立派で雄大すぎて、これからキャンプするだけなのに、何故か身が引き締ります。
家を出るのが遅くなったことで首都高&中央道のダブル渋滞にハマってしまい、到着が16時半になってしまうという失態を犯したせいで、夕日がまぶしい富士山に迎えらえました。
②敷地が広すぎて、どこにテントを張るか悩む
敷地があまりに広いため、
「富士山がよく見える場所にしたほうがいいよね?」
「この辺は団体が多くて賑やかだから、もう少し静かな所にする?」
「キャンプ場入口に近い方は混んでるから、少し奥の方に行ってみよう」
「トイレの傍は嫌だけどある程度近いほうがいいね。水道も近くにあったほうが便利だよね。」
「悩んでいるうちに管理棟から離れた所まで来てしまったけど、風呂(管理棟の近くにあります)に歩いて行くことを考えると、もう少し管理棟側に戻ろうか?」
といったように、区画を指定される通常のキャンプ場とは異なり、ある意味贅沢な悩みを味わうことになります。
我が家は、結局、キャンプ場のど真ん中あたりの、トイレと水道に近くもないが遠すぎもしない、まぁまぁ便利そうな場所にテントを張ることにしました。
③大浴場で汗を流せる
管理棟の隣にある大浴場に無料で入ることができます。開放時間は、18:00~22:00です。
ボディーソープとシャンプーは備え付けのものが用意されていますので、タオルと着替えのみでOKです。
高速道路の渋滞でイライラし、長時間の運転で疲れ、さらに設営で疲れに追い打ちがかかった体には、温かいお風呂が沁みます。
我が家は、風呂場が混み合う前に風呂に入りたかったので、テントやタープの設営が終わった18時半位に大浴場に行くことにしました。予想通り風呂は混み合っておらず、ゆったり大浴場に浸かることができました。
風呂から上がると、すっかり日も暮れていましたが、この時間にキャンプ場に到着されているかたもチラホラ。
ホームページにはコテージ泊の方以外はお風呂に入れないと書かれていましたので、近くの温泉まで車で行くつもりでした。
大浴場が開放されていない日もあるかもしれません。事前にキャンプ場に確認されることをお勧めします。
④見上げると満天の星空
夜の帳が降りると、周囲のテントも徐々に消灯していきます。
ふと、夜空を見上げると、天の川が見えそうな位、満天の星空が待ってます。
一部を拡大してみました。
⑤富士山に昇る感動の朝日
まだ薄暗くて肌寒い中、頑張ってテントから出てみると、目の前にそびえ立つ富士山に眠気も吹っ飛びます。
この日の日の出は、5時13分。少し冷たいけど爽やかな空気の中、珈琲を片手に日ノ出を待ちます。遠くに霧が立ちこめてますね。
待つこと約20分。富士山の麓から太陽が顔を出したのは、5時35分ごろでした。
太陽が昇ると、一気に明るくなり、気温がどんどん上昇していきます。
⑥ゴミ捨て可能
高規格キャンプ場では当たり前に行われているサービスですが、ゴミを持ち帰らなくてよいのはとても助かります。
ただし、燃えるゴミは専用のゴミ袋に入れる必要があります。キャンプ宿泊者は、チェックイン時に1袋貰えます。それ以上利用する方は、1袋100円で購入できます。
余った炭も捨てることができます。
⑦ウォッシュレット付きトイレ
<2019年8月更新>
キャンプ場の中央に、トイレと手洗い場を備えた建物が新たに設置されました。トイレはウォッシュレット付きです。昨年までは仮設トイレしかなく、綺麗とは言い難い状態でしたので、ふもとっぱらの魅力が更に増しました。”トイレが綺麗”というのは、特に女性の方にとっては外せないポイントだと思います。
ふもとっぱらで気になった点
これまで説明したお勧めする理由に比べると大したことありませんが、1日過ごしてみて気になった点もお伝えしておきます。
①靴が濡れる
地面が土ではなく草のため、夜になると草に夜露がスゴイです。
当然、スニーカーで歩くとビショビショになります。子供は靴が小さいため、更にビショビショになってしまいます。
濡れても良いように、クロックス等のサンダルか、長靴を持参することをお勧めします。
②日陰が無い
キャンプサイト内には全く木が無いので、タープが無いと、日陰を作ることができません。
また、朝日が登った直後は、直射日光を真横から浴びることになるので、富士山側からの光を遮ることができるようにタープを張っておかないと、眩しくて朝食どころではないです。
タープ初心者の我が家は、朝日を遮ることができない向きにタープを張ってしまい、眩しすぎて不快でした。。
ふもとっぱらの概要
富士山の西側にあります。
中央道ルートだと、最寄りのICは河口湖ICです。河口湖ICからふもとっぱらまでは約30分~1時間です(混雑具合によります)。
東名ルートだと、最寄りICは新富士ICです。河口湖ICからふもとっぱらまでは約30分~1時間です(混雑具合によります)。
設備
・直火は不可
・トイレ、水道多数あり
・ごみ捨て可能(燃えるゴミは有料。1袋100円)
・大浴場有り(夜6時〜10時)※土日など混雑時のみ利用可能になる可能性あり
・ソフトドリンク(自動販売機)、ビール(受付小屋)、薪(受付小屋)の販売あり
予約
公式ホームページから予約可能です。通常の土日であれば、予約が取れないことはないようです。
料金
2~5名、自動車1台、テント1張で3500円です。タープを張る場合は追加で1000円です。こんな感動を味わえるのに激安です。
補足情報
中央道ルートで行く場合、「馬刺し」がお勧め
山梨県は馬肉を食べる文化があります。河口湖ICを下りた富士吉田市の肉屋には、生の「馬刺し」が普通に売っています。醤油におろしニンニクを入れ、馬刺しをつけて食べると最高に美味しいです。
熊本の霜降り馬刺しと違い、赤肉ですっきりした味わいです。
時間があれば、ふもとっぱらでの酒の肴にいかがでしょうか。
※おろしニンニクと醤油は肉屋では貰えませんので、持参することをお勧めします。
大西肉店本店
住所:山梨県富士吉田市下吉田4丁目7−37
電話:0555-22-2516
宮野肉店
住所:山梨県富士吉田市下吉田4丁目7−37
電話:0555-22-1840
東名ルートで行く場合、「チキンハウス」がお勧め
<2019年8月更新>
東名高速の富士IC又は新東名高速の新富士ICを出てからふもとっぱらに向かう途中に、養鶏場が運営している、鶏肉の生産直売所「チキンハウス」があります。
同じ職場で富士宮に在住の方に、「ここ美味しいんだよねー」と教えて頂いたお店です。実際に行ってみたところ、地元の方が続々と買い物に訪れていましたので、地元では人気のお店のようです。
ここには、生の焼き鳥が売っています。新鮮な焼き鳥を毎日1本ずつ手作業で作っているという、手の込んだ焼き鳥であるにも関わらず、1本80円と非常に良心的な価格です。
焼き鳥の種類も豊富です。ぼんじり串、肩肉串、せせり串など、焼き鳥屋でしか見たことがないような希少部位の焼き鳥も売っています。
公式HP:https://www.aokiyoukei.com/chicken_house/
焼き鳥をするなら、卓上BBQコンロがお勧めです。我が家では、尾上製作所のフォールディングBBQコンロを使用しています。
まとめ
以上、ふもとっぱらキャンプ場を超絶お勧めする理由でした。