39Travelerのカーナビの画面サイズは7インチですので、リアシートからは小さくて見ずらいです。
カーナビメーカーから出ているフリップダウンモニタ(天井に取り付けるモニター)は、見た目はカッコいいものの取り付けが大変で高価です。
テレワーク用にノートパソコン用のモバイルモニターを購入する際、せっかく買うなら車にも取り付け可能なものにしようということで、パソコンと車載の両方に利用可能なモニタを選定して、リアシートに取り付けることにしました。
自宅で使うモニタを車でも流用できるので高コスパで、取り付けも簡単ですので、リアモニタが無い方にはお勧めです。
目次
後部座席用の車載ホルダー選定
モニタの選定の前に、どのくらいのサイズまでのモバイルモニターであれば車載ホルダーに取り付け可能なのかを調べました。
結論から言うと、サンワダイレクトから発売されている車載ホルダーは、高さ23cm以下、厚さ1.7cm以下、重量750g以下のモニタまで取り付け可能であることがわかりました。
※12.9インチまでとありますが、高さ23cm以下、厚さ1.7cm以下及び重量750g以下を満たすのであれば、12.9インチを超えても大丈夫と思います。39Traveletは13.3インチのモニタを取り付けていますが、今まで落下したことはありません。
注:サンワサプライ 200-CAR070商品紹介HPから引用
車載ホルダー 後部座席 200-CAR070サンワダイレクト
モニタの選定
選定した車載ホルダーに取り付け可能な、高さ23cm以下、厚さ1.7cm以下及び重量750g以下を満たす必要があります。
39Travelerのカーナビ(カロッツェリア RW710)は、画面解像度がFull-HD(1920×1080)の外部モニタを接続可能です。
これらを踏まえて最終的に選択した商品はこちら。
cocoper 13.3インチモバイルモニタ
サイズ(実寸):幅30.5cm×高さ19.5cm×厚さ1.3cm
重さ:615g
画面解像度:Full HD (1920×1080)
接続ケーブルの用意
39Travelerのカーナビの映像出力は、microHDMIコネクタ(タイプDのHDMIコネクタとも言う)です。一方、購入したモニタの映像入力は、miniHDMIコネクタ(タイプCのHDMIコネクタとも言う)です。
そこで、microHDMI⇔HDMIケーブルと、HDMI⇔miniHDMIケーブルと、HDMI中継プラグを購入。Amazonベーシックのケーブルはコスパがよいので時々買っています。
その他、モニタの電源供給用に、シガーソケット対応のUSB充電器とUSB-Cケーブルも用意します。
※HDMIコネクタの形状は、カーナビの機種や購入されたモニタによって異なるため、取扱説明書をご確認の上、適切なものを選択いただく必要があります。
取り付け
①運転席または助手席のヘッドレスト部分に、車載ホルダーを取り付けます。
②車載ホルダーに、モニタを取り付けます。アームの長さがあるので、ヘッドレストとモニタの間には少し距離があります(気になるほどではありません)。
③カーナビを取り外し、カーナビ裏面にmicroHDMI⇔HDMIケーブルを取り付けて、助手席足元あたりから引き出します。更に、microHDMI⇔HDMIケーブルをHDMI中継ケーブルで繋ぎ、モニタと接続します。
④シガーソケット等に接続したUSB充電器とモニタを、電源供給用のUSB-Cケーブルで接続します。
取付状態
助手席後ろに取り付けた状態。Full-HDのモニタなので、鮮明に映ります。
サンワサプライの車載ホルダーは、モニタの位置を、助手席と運転席の中心に移動させることができます。こうすれば、リアシートの左側と右側の両方から見やすくなります。
欠点:モニタ照度の自動調整はできない
画面は綺麗で見やすいですが、パソコン用のモニタなので、周囲の明るさに従って、モニタの照度を自動調整する機能がありません。おそらく、パソコン用のモニタで、照度の自動調整機能があるものは無いと思います。
なので、周囲の明るさにあわせて、モニタの照度をその都度変更する必要があります。
ちなみに、どうしても照度の自動調整機能が欲しいという方は、ヘッドレストに取り付けることを前提とした、照度自動調整機能つきの車載用モニタが販売されています。
まとめ
車に乗るたびにモニタを取り付ける必要があるので若干面倒ですが、自宅で使うモニタを車でも流用できるので高コスパで、取り付けも簡単ですので、リアモニタが無い方にはお勧めです。