ポキットは、Good Baby International社(本社:香港)が出している、折り畳み時に世界最小となるベビーカーです。ドイツのサイベックス(Cybex)社やアメリカのイーブンフロー(evenflo)社の親会社でもあります。最もコンパクトなベビーカーとして2014年のギネス世界記録に選ばれています。
我が家で大活躍のポキットですが、海外では、毎年モデルチェンジしたモデルが発売されています。
2017年モデル&2018年モデル
通常版の「POCKT」と、多機能な「POCKIT+」の2種類が販売されておりおました。
日本には、2種類のうち一方が輸入販売されておりました。
2017年8月に日本で販売されたポキットプラス(以下、「ポキットプラス(2017)」)は、2017年初めに発売された海外モデルの「POCKT+」に対応します。
2018年8月に日本で販売されたポキット(以下、「ポキット(2018)」)は、2018年初めに発売された海外モデルの「POCKT」に対応します。
2018年末モデル
2018年末から、これまでのPOCKIT及びPOCKIT+に代わり、「POCKIT AIR ALL-TERRAIN(ポキットエアー オールテレイン)」及び「POCKIT + ALL-TERRAIN(ポキットプラス オールテレイン)」が販売されました。
2019年7月に日本でも「ポキットプラス オールテレイン」が販売開始されました。更に、2020年2月から「ポキットエア オールテレイン」も販売開始されました。
なお、2019年10月時点で、「POCKIT AIR ALL-TERRAIN(ポキットエアー オールテレイン)」及び「POCKIT + ALL-TERRAIN(ポキットプラス オールテレイン)」のカラーバリエーションが変更されています。
2019年モデル
2019年から「POCKIT + ALL CITY(ポキットプラス オールシティ)」が追加販売されています。
なお、2019年10月時点で、「POCKIT + ALL CITY(ポキットプラス オールシティ)」のカラーバリエーションが変更されています。
2020年モデル
歴代モデルのスペック比較
違いを表にします。スペックはGood Baby社のHP(http://gb-online.com/en-en/strollers/)から引用しました。
2018年モデルのPOCKIT + が、2017年モデルと比較して大きく変化
サンシェードが大きい
2018年モデルのPOCKIT +は、POCKITの弱点であるサンシェードが大きくなっています。
正直、POCKITのサンシェードは小さすぎて使い物にならないので、これは大きな進歩です。
このモデルは日本では販売されておりませんでしたが、同様にサンシェードが大きい「POCKIT AIR ALL-TERRAIN(ポキットエアー オールテレイン)」は日本でも販売されました。
座席が広い
少しだけ幅が広がっており、子供が座った際に左右に余裕がある作りになっています。
6ヶ月前からでも使える
6ヶ月までの子供を乗せるためのカゴ(COT TO GO)を取り付けることで、新生児から使用することが可能です。※COT TO GOは別売です。
ただし重くなっている
2017年モデルのPOCKIT +と比較すると、0.7kg重くなっています。
カラーバリエーションが多い
日本のポキットプラス(2017)は、カプリブルー、モニュメントブラック、リシーポートブルーの3色が販売されていました。
海外モデル(2017年モデルのPOCKT+)には、これらの色に加えて、更に、リザードカーキ、ドラゴンファイアレッド、ポッシュピンクの3色が存在していました。
日本のポキット(2018)は、サテンブラック、シルバーフォックスグレー、ラグーナブルーターコイズの3色が販売されていました。
海外モデル(2018年モデルのPOCKIT)には、これらの色に加えて、更に、サファイアブルー、チェリーレッドの2色が存在していました。
(gb-online.comより引用)
2018年末に登場したPOCKIT AIR ALL TERRAIN、POCKIT + ALL TERRAINは、大きな変更無し
メッシュ素材
POCKIT AIR ALL TERRAIN(ポキットエアー オールテライン)は、通気性の高いメッシュ素材が使われています。
(gb-online.comより引用)
カラーバリエーション
POCKIT AIR ALL TERRAINは、2018年末の時点で、ローズレッド、ナイトブルー、ベルベットブラックの3色がラインナップされていました。
(gb-online.comより引用)
2019年10月時点では、ローズレッドとナイトブルーが無くなり、ベルベットブラックとラグナブルーの2色になっています。
(gb-online.comより引用)
POCKIT + ALL TERRAIN(ポキットプラス オールテライン)も、2018年末の時点で、ローズレッド、ナイトブルー、ベルベットブラックの3色がラインナップされていました。現在日本発売されている「ポキットプラス オールテライン」は、これらのうちローズレッドとベルベットブラックに該当します。
(gb-online.comより引用)
2019年10月時点では、ローズレッドが無くなり、ベルベットブラックとナイトブルーとラグナブルーの3色になっています。
(gb-online.comより引用)
また、FASHION COLLECTION 2020として、新たにアトランティックオレンジとデザートブラックの2色が追加されています
(gb-online.comより引用)
2019年に登場したPOCKIT + ALL CITYは、かなり雰囲気が違う
(gb-online.comより引用)
レッグレスト追加
POCKIT + ALL CITY(ポキットプラス オールシティ)には、レッグレスト(太もも裏の部分)が付いています。このレッグレストは、座面と水平にすることが可能です。※ gb-online.comからダウンロードした取扱説明書にて確認
リクライニング機能有
これまでのPOCKIT +やPOCKIT + ALL TERRAINと同様、リクライニング機能がついています。
(gb-online.comより引用)
3 in 1 トラベルシステム
2018年モデルのPOCKIT +でも使えた、6ヶ月までの子供を乗せるためのカゴ(COT TO GO)の取り付けも可能です。
(gb-online.comより引用)
畳んだときのサイズは若干大きい
これまでのPOCKITには、コンパクトに畳めるモードと、更にコンパクトに畳めるウルトラコンパクトモードの2つが存在しました。しかし、POCKIT + ALL CITYには、ウルトラコンパクトモードは存在しません。※ gb-online.comからダウンロードした取扱説明書にて確認
(gb-online.comより引用)
カラーバリエーション
POCKIT + ALL CITYは、ローズレッド、ナイトブルー、ベルベットブラック、ベルベットベージュの4色がラインナップされていました。
(gb-online.comより引用)
2019年10月時点では、ローズレッドが無くなり、ベルベットブラックの1色になっています。
(gb-online.comより引用)
また、FASHION COLLECTIONとして、新たにベルベットブラック、バニラベージュ、ナイトブルーの3色が追加されています。
(gb-online.comより引用)
また、FASHION COLLECTION 2020として、新たにアトランティックオレンジとデザートナイトの2色が追加されています
(gb-online.comより引用)
まとめ
以上、ポキットの海外モデルについて調べてみましたが、日本で販売されているものと比較して、海外モデルの方がバリエーションが多彩です。
これまでの傾向から、日本では、海外で新しいモデルが販売されてから半年ほど遅れて販売されるようですので、2019年秋ぐらいから、POCKIT + ALL CITYに対応するモデルが日本でも販売されるかもしれません。(2020年6月時点では未発売)
2020年11月6日から、日本で新型ベビーカー「LIBELLE(リベル)」が発売されます。海外モデルのPOCKIT + ALL CITYと形状がほぼ同一で、スペックも一緒なので、海外モデルのPOCKT + ALL CITYのカラーリングを日本向けに変更したものかと思われます。
右側はgb社HPより引用、左側はCybex社HPより引用