ハイエースで旅するキャンプ好きファミリーのブログ

39Traveler

【とにかく簡単】いくら醤油漬けの作り方を元北海道民が丁寧に解説します

  • 皆さん、美味しい「いくら」食べてますか?

私は北海道出身ですが、関東に住み始めて感じたことは、寿司屋(回転寿司)の「いくら」が不味いこと!

恐らく、関東の方は、北海道に行くといくらは美味しいと思うでしょうが、北海道道民にとってはそれが普通の味なので、関東で食べるいくらは不味いと感じてしまうのです。

※ちなみに、私は回らない寿司屋には行けません行きませんので、そのような寿司屋で出されるいくらの味は比較できません。

ところで私、関東では生いくらは手に入らないと思ってたのですが、意外なことに、スーパーマーケットの鮮魚コーナーで普通に売ってるんですよね。

なので、我が家では、美味しいいくらを食べるために、毎年秋になるとスーパーで生いくらを買ってきて、いくら醤油漬けを作ります。自分で作ったいくら醤油漬けは本当に美味いです。
しかもコストパフォーマンス抜群!なので、茶碗にイクラを山盛りにして食べることができます。

さて、スーパーマーケットで売ってる生いくらを見ると、一粒一粒ほぐさないといけなさそうだし、面倒なんじゃない? と思うかもしれませんが、逆です。

道具さえあれば、生いくらをほぐして醤油に漬けるまで、慣れれば10分もかかりません。はっきりいって、誰にでもできる簡単料理です。

 

では、早速作ってみましょう。

用意するもの

用意するものは、

「生いくら」、「ボール」、「水切り」、「網」、「醤油」、「酒」、「みりん」です。

※みりんは必須ではないので、無くても大丈夫です。

生いくら(生すじこ)

まず、生いくら(生ずじこ)を調達します。私の近所のスーパーでは、大体100gあたり680円(税抜)前後で売られています。

先日、半額シールが貼られてるのを見つけたので、早速購入してきました。

金網

100円ショップで売られている、普通の金網を用意します。BBQ用品コーナーに置いてあることが多いですが、別にBBQ用でなくても構いません。

ちなみに、他のネット記事を見ると、金網を使わずに丁寧に手でほぐす技を紹介してる所もありますが、とても手でほぐす気にはならないので私は試したことはありません。

ボール、ざる

ほぐしたいくらを入れる「ボール」と「ざる」も用意します。

作り方

それでは、いくら醤油漬けを作っていきます。写真多めで丁寧に解説したいと思います。

塩水を作る

ボールに水と塩を入れ、塩水を作ります。

私はいつも適当なのですが、直径26cmのボールに八分目位まで水を入れ、小さじ山盛り一杯の塩を入れてます。

私の経験上、塩分濃度によって仕上がりが変わることはないので、塩加減は適当で大丈夫です。

①イクラをほぐす

ボールの上に金網を置き、その上に生いくらを乗せます。

 

いくらの粒が外側になるように生いくらを広げます。

 

いくらを金網にこすりつけます。いくらが潰れるんじゃないかと思うかもしれませんが、潰れませんので気にせず、ゴシゴシこすりつけてください。あっという間にいくらの粒がボールの下に落ちていきます。

 

30秒ほどこすれば、こんな感じで、いくら全体を包んでいた皮が残った状態になります。

 

せっかくのいくらが勿体ないので、皮に付着しいているいくらを手で取ります。

でも、全部取るのは困難ですので、下の写真のように、ほどほどの所で諦めて、皮を網から引き揚げて捨てます。

網を外すと、こんな感じです。

ほぐした「いくら」を洗う

ボールに溜まっている食塩水を捨てます。

 

水を入れて、生いくらを洗い、水を捨てるという作業を数回繰り返します。真水を入れると、下の写真のように水が白く濁りますが、気にせず洗います。

※他のサイトでは、真水で洗うと、いくらの皮が硬くなると書かれていますが、我が家では、水を交換する度に塩水を作るのが面倒なので真水で洗ってしまいます。

経験上、出来上がったいくらの皮が硬いと感じたことはありませんので、真水で洗っても大丈夫です。

 

何度か洗うと、水が透き通った状態になります。

 

ちなみに、潰れたいくらの皮やいくらを包んでいた皮の破片が残ります(下の写真)が、面倒ですので完璧に取り除く必要はありません。 私の経験上、多少皮が残っていても食感には影響ありませんので、多少残っていても問題ありません。

水を切る

洗い終わったいくらを「ざる」に移して、水を切ります。

 

水を切った「いくら」を、醤油漬けに使うボールに移します。

 

ちなみに、味付けする前の「生いくら」を食べないでください。生臭い味で全く美味しくありません。

味付け

ボールに移した生いくらに、醤油と酒とみりんを入れます。

入れる量は、ここのレシピを参考にしました。

生いくら 約200g
醤油 大さじ2
酒 大さじ1
みりん 小さじ1

冷蔵庫で1日寝かす

冷蔵庫で1日寝かすと、醤油及び酒がいくらの粒に吸収され、いくらの醤油漬けになります。

ご飯にたっぷりかけて、召し上がって下さい。 回転寿司のいくらより、何倍も美味しいと思います!

 

以上、いくら醤油漬けの作り方でした。簡単ですので是非試してみてください。

 

  • B!