日本で人気のタイ料理の中で最もメジャーな料理であるガパオライスを、最高に美味しく簡単に作るための方法を紹介します。
ガパオライスとは?
ガパオライスとは、ガパオ(バジル)と鶏肉、牛肉又は豚肉を炒めてご飯にのせた料理です。
タイでは、鶏肉を入れたものはPad Kra Pao、牛肉を入れたものはPad Kra Pao Nua、豚肉を入れたものはPad Kra Pao Mooと呼ぶようです。(引用元:NYONYA cooking)
そのガパオは本物?
ガパオライスに入れるバジルは、バイガパオ(Bai Ka-Prao ใบกะเพรา)と呼ばれるハーブです。ホーリーバジルと呼ばれることもあります。しかし、日本では手に入りにくいことから、店によっては生のガパオの代わりに、スーパーで普通に売っているスイートバジルを使う所もあるようです。
最高に美味いガパオライスを簡単に作る方法とは?
ズバリ、生のバイガパオを使ってガパオライスを作ることです。まるで、ロールキャベツを美味しく作る方法はキャベツを使うことと言ってるようなもので、馬鹿にしているのかと怒られそうですが、これに尽きます。
バイガパオは日本で殆ど売っておりませんが、手に入れる方法をご説明しますのでご安心ください。
バイガパオを扱っている店
アジアスーパーストア
タイ食材を豊富に扱っているスーパーマーケットです。調味料の他に、生のタイ野菜が大量に売られています。管理人も、バイガパオを購入する際はこの店で買っています。
山手線の新大久保駅から徒歩9~10分、副都心線及び大江戸線の東新宿駅から徒歩3~4分です。
アジアスーパーストアの最大のメリットは、通販で生の野菜が買えることです。バイガパオは335円(70g)+送料で買うことができます。
バイガパオは人気があり品切れの可能性があることから、直接店舗で購入する際は予め電話で在庫を確認してから行くことをお勧めします。
営業時間:9:30-23:30 月~土曜、9:30-22:30 日曜
電話番号:03-3208-9200
アジア食材シーワント
小田急線の高座渋谷駅から徒歩20分位の所に、いちょう団地と呼ばれる一帯が広がっています。その中の一角にあるアジア食材店です。「いちょうマート」と呼ばれる数店舗しかない商店街にあります。カンボジア出身のおじさんが経営しています。
アジアスーパーストアほど種類は多くないですが、生野菜を取り扱っています。
いちょう団地には在日ベトナム人やタイ人が多く住んでおり、店内で意味不明な言葉が交わされていたりと、ディープな雰囲気を醸し出しています。入店にはかなり勇気が必要な佇まいですが、管理人は、バイガパオを含め何回か商品を購入しておりますのでご安心ください。普通に日本語通じます。
農産物直売所ふなっこ畑
中山競馬場の近くにあるJAの直売所でバイガパオを売っているのを見たことがあります。常に売っているのではないと思いますので、行く前に予め電話で確認することをお勧めします。
バイガパオを扱っていない店
バイガパオを扱っていない店は多いですが、一見売ってそうで売っていない店がありますのでご紹介しておきます。
上野のアメヤ横丁に、アジア食材を扱う店が集結している「アメ横センタービル 地下食品街」があります。日本が殆ど聞こえてこなくて、見たこともないような部位の肉が売っていたりと超ディープなエリアです。
この中に、アジア食材を扱っている野澤屋があるのですが、残念ながらバイガパオは売っていません。なお、レモングラスやガー(タイのショウガ)といった、トムヤムクン作りには欠かせない食材は取り扱っています。
ガパオライスのレシピ
ガパオライスのレシピはGoogle検索すると大量に出てきますので敢えて載せませんが、管理人が普段自宅で作っているガパオライスの作り方に近いレシピを見つけましたので、挙げておきます。
なお、上記レシピに書かれている、バイガパオ以外のタイ食材(シーユーダム、ジャスミンライス)は、タイ食材店であれば何処でも売っていますので手に入りやすいです。
まとめ
ガパオライスはフライパンで炒めるだけですので、材料さえ揃ってしまえば簡単に作れます。バイガパオを使うことで、最高に美味いガパオライスを簡単に作ることができますので、是非お試しください。