キャンプ

ファミリーキャンプを、余裕をもって楽しむためのコツ

子供が産まれ、去年から本格的にキャンプを始めました。しかし、キャンプに行くと、自然の中でゆったりと過ごすはずが、むしろ、時間に追われていることに気づきました。

時間に追われていると、余裕が無くなってイライラしてしまい、せっかくのキャンプが楽しめなくなってしまいます。

そこで、余裕をもってキャンプを楽しむための方法をご紹介します。

 

キャンプのスケジュール(対策前)

まず、昨年キャンプを始めた頃の、ある週末のスケジュールです。

1日目

①8時にレンタカーを借りに行き、家に戻って荷物の積み込み開始
※我が家はマンション&レンタカーです。

②9時30分位に家を出発

③途中のインターチェンジで、1時間くらいかけて昼ごはん
インターチェンジに着いて、まずトイレに行き、それから子供のペースに合わせて食事をしていると、気が付くと1時間はすぐに経過してしまいます。

④13時頃スーパーで買い出
これもあったほうがいいね、とか言いながら買い出しをしていると、結局1時間近く経過してしまいます。

子供も、お菓子を見つける度にこれも欲しいあれも欲しいと言い出すので、更に余計に時間を食います。

⑤キャンプ場に15時頃到着

⑥17時頃、テント、タープやテーブルなどの設営完了
この時点で既に夕方です。周りの方々は、焚火をしながらまったりされております。。

⑦少し休んで17時半から夕食の準備
野菜を切って・・・お湯を沸かして・・、炭に火をつけて・・、どんどん時間は経過していきます。

子供は、つまらないしお腹も空いてくるしでどんどん機嫌が悪くなってきます。朝食用のパンを食べさせながらご機嫌をとります。

⑧19時過ぎにやっと夕食開始
子供は朝食用に用意していたパンを食べてしまったのでお腹がすいておらず、遊び道具も無くつまらないので機嫌が悪いです。

機嫌が悪い子供の相手をしなければならないのので、親も落ち着いて夕食取れません。。

③21時位に風呂に行き、子供は22時前に就寝
その後、嫁から、今日はなんだか時間に追われてゆっくり食事もできないし、疲れた。と言われる始末。

2日目

①6時半ごろ起床

②7時過ぎから8時位までのんびり朝食
一応朝食を食べるまでは、ゆっくりと過ごせました。

③8時過ぎから、ぼちぼち撤収を開始
私か嫁のどちらかは子供の相手をしなければならないので、実質一人で撤収作業をしなければなりません。

皿を洗いにいったり、炭捨て場に炭を捨てにいったり、テント内のマットや寝袋を畳んだりと、なんだかんだと時間がかかります。

気づいたら、自分たちよりのんびりしているなーと思っていた周りの方々は、効率的に撤収作業を進めらております。。

④10時半位にやっと撤収完了し、キャンプ場をチェックアウト
車の中で、嫁から、せっかくキャンプに来ているのに、子供と一緒に夕食も食べられないし、時間に追われるし、こんなに面倒なら温泉旅館にでも行った方がマシと言われてしまいました。

このままではまずい

自然の中でのんびりするはずが、時間に追われながら食事の準備をし、撤収にも2時間半もかかってしまい、全然落ち着かない。

キャンプが嫌いでもないがキャンプ好きでもない嫁が、今後キャンプを嫌がるようになってしまったら、私は相当困ります。

そこで、私は、各工程を見直すことにしました。

対策1 レンタカーへの荷物の積み込みを前日に済ます

レンタカーは前日に借りておき、前日のうちに荷物を積み込むことにしました。荷物を積み込んだレンタカーは、朝まで近所のパーキングに留めておきます。

対策2 買い出しや食事の準備は、原則前日までに済ます。

買い出しや野菜のカットなどは、前日までに終わらせておくことにして、当日の買い出しは、ビール等の冷えたドリンクを買うだけにしました。

対策3 近場のキャンプ場に行く

いままでは、近場のキャンプ場だと旅行気分を味わえないと思い、家から(渋滞がなければ)2時間~3時間位かかるキャンプ場を選んでいましたが、キャンプを楽しむことを優先し、1時間程度で到着できるキャンプ場に行くことにしました。

対策4 設営時間を短くする

テントやタープなどの設営時間を短くできないかと思っていたところ、ポップアップテントというものがあることを知りました。これなら、テントの設営20分、撤収20分の合計40分が短縮できそうです。値段もそれほど高くないですし、早速買うことにしました。

買ったテントはこれです。

UECHUA (ケシュア) キャンプ ポップアップテント 2 SECONDS XL FRESH&BLACK - 3人用

定価は16,900円(税込)です。

公式の通販サイトはこちらです。

 

 

対策5 キャンプ道具を整理して箱ごと運べるようにする

食器と調理道具、シュラフとインフレーターマット、ターとやペグなどを、カテゴリごとに、100円均一(セリア)で買った箱に予め入れて押し入れにしまっておき、キャンプ当日は、箱ごと車に積みこめるようにしました。

帰宅後も、洗ったあとは箱にしまい、そのまま押し入れに仕舞うことにしました。この際、アルミホイルや塩胡椒など、普通は台所から持ち出していた調理用品も、キャンプ用に別に用意することにしました。

これにより、キャンプのたびに、台所で「どれ持っていくんだっけ?」と考えずに済むようにしました。

効果

これらの対策を行った結果、ゆったりとキャンプを楽しめるようになりました。

1日目

①コインパーキングに車を取りに行き、朝8時半位に家を出発
出発当日、朝からバタバタしなくてよいので、凄く気が楽です。

②朝10時前にスーパーに到着して買い出し
買うものはビールやソフトドリンクのみなので、すぐに買い出し終わります。

③キャンプ場には11時前に到着し、設営開始
テントの設営は一瞬です!

④キャンプ場で昼ご飯
昼ご飯の時点で、ほぼ設営は完了しています。いままでのキャンプだと、今頃パーキングエリアで昼食です。本当に時間を無駄にしていました。

⑤子供と遊具で遊んだりしてのんびり過ごす
今までは、この時間が取れませんでした。やっと、まともなキャンプをしている気がします!

⑥16時から夕食準備開始
食事の仕込みは家で済ませてあるので準備は早いです。仕込みを現地でやるのは時間の無駄だしダメですね。

⑦17時半〜18時には夕食開始
子供と一緒に夕食が食べられるようになりました。

2日目

①6時半ごろ起床
②7時過ぎから8時位までのんびり朝食

③8時過ぎから撤収を開始
キャンプ道具を箱ごと運べるようにしたので、どこに仕舞おうか?と悩むことがなくなりました。また、テントの撤収はあっという間です。

④10時頃には撤収完了
撤収にはまだ時間がかかっています。目標は1時間なんですが、なかなか難しいですね。今後対策が見つかれば、紹介したいと思います。

まとめ

いろいろな対策を行ったことで、時間に追われず、嫁のイライラも解消し、キャンプを心から楽しめるようになりました。

もしお子さんが小さく、同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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